7月13日（日）～19日（土）

※8月末日まで作品を展示しております。



大輪のバラをイメージする。バラは、日本文化の情緒を
背負っていない。バラは、明らかな輪郭を持ち孤高だ。
花弁も、葉も、茎も、トゲも、力強くシャープで、色濃く
存在する。そして何よりもゴージャスだ。


INLAY　としたことについて
象嵌とは、地（ボディー）に図（紋様）を彫り、素地土とは別の
土（白土や色土）を埋め込んで表現する表面加飾技法です。
しかし私の近作の多くには地と図の関係はなく、ボディーは
複数の色のストライプや三角形で埋め尽くしています。
それは形（ボディー）を色土で埋め尽くして色と形を一体化
することにより、色合いの濃密な作品を造ることを意図して
いるからです。そこで一般的には紋様を埋め込むイメージ
の強い「象嵌」という言葉よりも、同義ではありますが、
作業のプロセスを表す意味として「インレイ」を使用する
ことにしました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　坂本素行

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

※坂本さんは13日（日）、14日（月）、16日（水）、18日（金）、
19日（土）に会場にお見えになります。

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